様々なヒト・モノ・コトを向き合い、触れ合う中で、その魅力や価値に気づき、自分なりの視点を持って創り出して、表現していく。
そして、自分の強さ・たくましさへとつなげていく。言葉と心でつながる対話を通した創造・表現教育によって、自分らしく生きる力、人の想いを大切に出来る心を育みます。
すべての教育プログラムに息づいている「3つの学びの柱」が、一人ひとりの“自立”を後押しします。

自分の想いに気づき、カタチにしていくことは、実はとても難しいこと。
「自分が大切にしていることは何か」「将来、どんな自分になりたいか」「どんなものを創り出し、表現したいのか」
そのような問いに対して、自分らしい答えを見つけていきます。

多彩な経験を通して、自分だけの感じ方や考え方、得意や苦手、好きや嫌いを発見しながら、自分らしさと向き合います。
自分なりの気づきを多様な方法で表現し、カタチにしていく中で、自分についてのより深い理解へとつなげていきます。
進路指導やキャリアデザインのプログラムを通して、自分の将来像や就きたい職業について考え、道のりを探求していきます。

一人ではできないことが、仲間と一緒なら実現できる。教科書だけでは導き出せない答えに、大自然の中でも気づきを通してたどりつける。自然、生き物、人、多彩な交流を行う中で、豊かな感性や人間性を育み、自立へとつなげていきます。

芸術プロジェクトやことばLABOなど、様々な対話型プログラムを用意しています。他者との会話を通して、多彩な考え方や価値観に触れ、自分の世界を拡げたり、自己理解を深めたりしていくことができます。
交流学習を通して、信頼関係を構築する姿勢や心構えを学びます。
身近な人間関係に目を向け意見交換を行いながら、より良い関係づくりの方法を考えていきます。
自然の中で非日常を体験。みんなと一緒にやり遂げる体験は、自己肯定感の向上にもつながります。
自然、生き物、音、色、様々なものに触れるプログラムで五感を刺激します。

“遊び”は、豊かな人生をつくる。それは“学び”も同じこと。
「遊び心」のような「学び心」を育んでいくことが、自立的な学びの姿勢につながると考えています。遊ぶように、夢中になって学ぶ。楽しみながら、熱中する。そんな学び心を育み、紡ぐことを私たちは大切にしています。

国語・社会・数学・理科・英語の必修科目については、基礎基本の徹底する学びをスクーリング・レポートで展開。学びの土台を固め、応用につなげます。
個別の学びによって自学力を育むとともに、ひとり学びを加速させるための協同的な学びを展開しています。スクーリングや達校行事での発表や展示、自主的な発表の機会を設け、それぞれの学びを分かち合っています。
レポートでの学習を通してひとり学びを習慣化していきます。自分でテーマを設けて、学習計画を立て、計画にもとづき学びを進めることで、自分を振り返り、継続的・積極的な学びの姿勢を確立します。
© Hiroshima Institute of Technology Senior High School