ALC(アカデミック・ラーニング・コモンズ)

ALCとは

2017年に新校舎・3号館が完成しました。この3号館の象徴的な施設がALC(アカデミック・ラーニング・コモンズ)で、9教室分の広さと6つの機能を備えています。

生徒自身が「主体的」「協働的」に学ぶことができるように様々な工夫をこらし、グローバル社会で求められる「生きる力」を育くむことができる場所にしました。

 

<ALCのパノラマ写真。横にスクロールできます>

 

 

ALCにはどんな機能があり、何ができるのかを紹介します!

司書が常駐。開校日ならいつでも使えて、くつろげる場所

「読みたい本を学校図書館で読もう」を合言葉に、話題の本や人気雑誌など、約2万4,000冊の蔵書をそろえています。読みたい本のリクエストにも積極的に応えています。
カウンターに司書が常駐しているので、授業のある日はいつでも本の貸出とレファレンス・サービスを受けることができます。「こんな本が読みたい」「〇〇について知りたい」といったことでもOK。
館内はブラウンを基調としたカーペット敷きで、広々としたくつろげる場所。
目指すのは、通うのが楽しみになる図書館です。

 

レファレンス・サービスと探究活動

授業で出された課題や進路研究、AO入試や小論文対策などの調べものや探しごとに対して、図書資料の提供を中心に支援しています。

iPadやノートパソコンなどのICT環境が整っているので、生徒が各自でわからないことを調査できる仕組みも充実。

オンラインで館内の蔵書検索や新聞のデータベースを利用することもできます。

 

円形の書架ベンチ

ALCに入ると視界に飛び込んでくるのは、円形の書架。本棚としての役割だけでなく、平らな面がイスになっています。

「ここに腰かけて雑誌でも見ようかな」 そんな気持ちにさせてくれます。

このコーナーには、『キングダム』『宇宙兄弟』『はじめアルゴリズム』『はたらく細胞』などのマンガを置いています。

「生き方を感じる」「職業の現場を知る」「勉学やクラブのモチベーションを高める」といった視点で、約80タイトルのマンガを所蔵しています。

充実の新着図書

本屋さんで見かけた話題の本を、ALC図書館で読むことができます。

ここで、気になる作家の新作をチェックしている生徒もいますね。

毎月掲示している新着図書リストには、本の内容紹介を載せているので、気になった本があったらどんどん手に取ってください。

借りた本を返却したいけれど、カウンターに寄れないくらい忙しい時には、館前に設置した返却用ブックポストが便利です。

また長期休暇を利用して、図書委員を中心に希望者によるブックハンティングを実施しています。購入した本を学級図書として登録し、図書委員が本の整備や管理を担当しています。

「読みたい本を学校図書館で読もう」の合言葉そのままに、生徒の主体的な読書を支える活動です。

 

iPadやパソコンの館内貸し出し

「大学の情報が調べたい」など調べ物があるときには、ALCのiPadやノートパソコンの館内利用が可能。

iPadは40台、ノートパソコンは45台あります。

テーマコーナー

「作家紹介」「本屋大賞」「SDGs」「小論文対策」「科学道100」「先生のオススメ本」など、その時々に応じてテーマ展示を行っています。興味のある本がきっと見つかる! そんな素敵なコーナーになっています。

ビブリオバトル

熱心に取り組んでいる活動の一つが、知的書評合戦ビブリオバトル。4~6名の参加者が、読んで面白かった本を1冊持ち寄り、その本の魅力を5分間のプレゼンで伝え、聞いた人全員で一番読みたくなった本を選ぶというもの。

プレゼンの後に行う2、3分の質疑応答で、紹介者の魅力まで引き出される、「人を通して本を知る。本を通して人を知る」という面も持っています。

原稿を用意しないので、会場の雰囲気によって表現に変化を持たせられるところもあり、とても面白い書評ゲームです。
令和元年度は広島大会で優勝し、県代表として全国大会にも出場を果たしました。

11月の学校祭では、図書委員会運営のイベントとして毎年企画しており、公式大会さながらの盛り上がりで、図書館文化ブームを生み出しています。

 

ALCのエリア紹介

アクティブラーンニングエリア・プレゼンテーションエリア

「主体的」「協働的」に学べことができるように、自由にデザインできる机を用意しました。

放課後に、友達と何かをしたり、先生に教えてもらったりする場にもなります。

ホワイトボードの貸し出しもあり、iPadとホワイトボードを借りて友達と漢字検定の試験勉強をしている様子も。

自学自習エリア

勉強に集中したい時に、自学自習エリアがおすすめ。

壁に向かって机が配置されてあり、他のものが視界に入らないので、集中しやすくなっています。

他にも単独で使える机があるので、そちらでも自習することが可能です。

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プレゼンピット

主に情報などのパソコンを使った授業で使用。

ノートパソコン45台を備え、パソコンの演習やスクリーンになる大型ホワイトボードを使ってのプレゼンテーションも可能です。

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和室(国際交流エリア)

日本文化部の活動場所となっており、茶道や華道を行っています。

国際交流の行事では、ここで茶道体験をしてもらいます。

 

 

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