目標達成のために今の自分に何が大切か常に考えています
室田 鮎花(平成27年度卒業)
自動車のエンジンを学ぶために工業大学へ入学
私は自動車とバイクが大好きで、特にエンジンに対してとても魅力を感じていました。進路を考えた際は、「とにかくエンジンや自動車について学べる学科へ行きたい!」という思いが強く、様々な大学の学科を考えました。しかし、「自分が育った地、広島のものづくりに貢献したい」という思いがあり、地元産業に密着した教育が受けられる大学へ進学しました。現在はエンジンの研究を行うゼミに入り、日々の勉強はもちろん、学内だけでなく機械やエンジン関係の学会や研究会などにも参加し、学びの場を広く持ちながら日々学業に励んでいます。
私が今大切にしていることは、常に目標を持ち続けることです。目標を持つことで、達成するために何にでも果敢に挑戦し、そして自然と実力が付いてくると思っています。
エンカレッジコースに入学する前は、クラスの中で同じ内容を同じペースで学んでいくやり方が合わず、勉強の仕方に疑問を感じていました。もっと自分のペースで学び、学校生活を送っていきたいと思うようになり、入学を決めました。どちらかというとワクワクした気持ちが強かったと思います。もちろん、その時から進学を希望していましたので、「自分のやり方で勉強を進めていけるのだろうか」という不安もありました。そのような時、エンカレッジコースの先生方は話を聞いてくださり、学習の内容や方法等のアドバイスをくれました。自然と学習に対する不安もなくなり、無事に大学へ入学することができました。当時の先生方には、本当に感謝しています。
エンカレッジコースで学んでいく中で、「自分の目標のために学ぼう」と自発的に思うことが出来るようになったと思います。「目標達成のためには今の自分に何が必要なのか」ということを、現状把握しながら自分にとって最適な学習を選択することができたと思います。このような経験があり、自ら学ぶ楽しさを知ることができました。この時身に付いた意欲的に学習へ向かう姿勢は、大学入学後でも自分の強みとして生きています。
© Hiroshima Institute of Technology Senior High School