栗原 卓也(平成26年度卒業)
専門学校を卒業後、船の部品などを製造する会社へ就職
エンカレッジコースに入学する時、内気な性格だった自分は新しいところでやっていけるのかと不安だらけだったのを今でも覚えています。しかし、入学してすぐのオリエンテーションで新しい友達もでき、それから卒業までとても楽しく過ごすことができました。順調に単位を修得できたので、最後の年は比較的時間に余裕ができました。そのため、しまなみ海道へ1泊2日のサイクリング旅に出かけたり、初めての沢登りをしたりと、とにかく新しいことにチャレンジすることを大切にしていました。
専門学校へ進学してからも、この気持ちは大切にしてきました。勉強は苦手でしたが、興味があることについては多くの資格取得を目指しました。また、国際交流としてベトナム研修へ参加しました。初めての海外でもあり、言葉もわからないため不安が多くありました。しかし、帰国してからふりかえってみると、感謝の気持ちの伝え方や自分で考えて行動する大切さを学べたと感じています。貴重な経験をすることができました。
現在は、広島県内にある船の部品などを製造する会社へ就職し、新入社員として日々奮闘しています。就職してからは、「目標達成のためにどんなことができるだろうか」ということを考えています。仕事をすることはとても大変で、日々の作業に追われることも多いです。
また、これまで学んだ方法が通用せず、再度勉強することもあります。しかし、常に目標を忘れないようにし、もっと目標に近づくためにどうしたらいいだろうと試行錯誤することで、とても充実した時間を過ごすことができています。
エンカレッジコースに通っていた頃から大切にしている「チャレンジしてみること」は、私に様々な経験とたくさんの刺激を与えてくれるものでした。その経験や刺激は、大変な時や不安な時の自分を支えてくれるものだと思っています。だからこそ、これからも「チャレンジしてみること」を大切にしていこうと思います。
© Hiroshima Institute of Technology Senior High School